『くにまるレポーターズ』では、この番組ではお馴染み、移動型メディア・エディターで、
ブルーイッシュメディアのエディターの山本ケイゾーさんにご登場いただきました。
毎月第2木曜日にお送りしている山本ケイゾーさんによる「月例復興報告」は、
「仙台空港ビル株式会社」の伊藤克彦社長に、「東日本大震災の後、見事な
復活劇を見せた仙台空港の取り組み。そして、これからの仙台空港及び空港
周辺地域の産業振興への想い」などを伺ってきた模様をレポートして頂きました。
東日本大震災の発生後、予想をはるかに上回る短期間での奇跡的な復旧を
果たし、現在は国内の空港では初となる民営化(2016年3月予定)に向けて
大きく動いている「仙台空港」。そんな「仙台空港」について山本ケイゾーさんは、
「長らく言われている"地方空港はだめだ"という考えの流れを断ち切るような
現在の仙台空港。 そもそも一定の規模があり、国が主導であるとはいえ、
東日本大震災での被災をきっかけにした動きは、さらに速度を増している。
それは日本の空港のあり方、航空サービスの意味、地域との関わりの意義
などを多くの人に考えさせる存在だろう。 私が、旅人として常々言っている
"空港は『駆け込み寺』"(なんでも機能的に揃っていて、地域への貢献度も
高いという意味)というフレーズが、仙台空港では更にスケールアップして、
現実のものになるのかもしれない」とおっしゃっていました。
また、コーナーの後半では、仙台を拠点にしながら主に東北地方の漁業について
取材されている、漁業ジャーナリストの菊地正宏さんにお電話をつなぎ、東日本
大震災で甚大な被害を受けた町の一つである「南相馬市」の現状などについて
レポートしていただきました。