終わりよければ・・・(放送終了)

7月11日~7月15日の「ラジオ サロン・de・くにまる」のゲストは東儀秀樹さん

togi_kunimaru.jpg

7月11日(月)「ブルースギタリスト」
趣味が多くしかも深く追及している東儀さん。
最近はギターにはまっていて特にブルースをよく奏でているそうです。少年時代の東儀さんはどんな少年だったのでしょうか?
実は雅楽との接点がなく高校卒業まで来てしまったのです。でも、それまで雅楽に触れられなかったのは今となってはよかったと振り返ります。

7月12日(火)「宮内庁へ直談判」
商社マンの父の仕事の関係で外国での生活の経験もある東儀さん。
小さいころから日本人という意識は持っていたそうです。高校卒業後、宮内庁に雅楽師として入るのですが、国家公務員なので当然試験があります。そこで東儀さんは異例の直談判を行います。

7月13日(水)「ソロアーティストになってみて」
宮内庁を退庁してソロアーティストになった東儀さん。
周りの人たちの反応は様々でした。
古典を守る、伝統の楽器で新しい曲を演奏する、そのどちらも大切にしていきたいのだそうです。古いものを守ることが自信につながっているのだそうです。

7月14日(木)「趣味が多すぎて、深すぎて」
多趣味でしかもその度合いが本当に深い東儀さん。
ダイビングの機材などは自分の分だけでなく、同伴する友人の分までスタンバイしているそうです。なぜそこまではまってしまったのか、ライセンスを取るまでのお話です。多趣味なだけに、出かけるとき最初の目的を忘れて気づいたら違うことしていたということもざらにあるそうです。

7月15日(金)「子育てのコツは子ども扱いしないこと」
子育てに関しては「東儀家の子育て 才能があふれ出す35」の理由という本をされている東儀さん。
お子さんには「子供向け」のものをあえて聞かせたり、見せたりはしないのだそうです。大人である父親が好きなものを一緒に楽しむ。そうしているうちに大人顔負けの耳を持つようになってきたそうです。幼稚園児と本格的な音楽談義を気づいたらしていたことも。大きくなった時が今から楽しみなのだそうです。

<プロフィール>
1959年東京生まれ。奈良時代から1300年にわたり雅楽を世襲してきた東儀家に生まれる。幼少期を海外で過ごし、クラシック、ロック、ジャズなど幅広い音楽ジャンルに接する。帰国して高校を卒業後、宮内庁楽部に入り、宮中儀式や皇居での雅楽演奏会、海外での公演に参加。96年宮内庁を退職。同年『東儀秀樹』でアルバムデュー。古典の継承のかたわら、雅楽器と現代音楽を融合させた独自の音楽活動を展開する。2015年には心しみいる篳篥の音で"日本の情景"そして"日本人の心"を紡ぎ出す作品『日本の歌』をリリース。