5月16日(月) 「大ちゃん数え唄」
子供の頃から歌が上手く、所謂、「のど自慢荒らし」だったという天童よしみさん。自分が歌うと、みんなが笑顔になってくれるのが嬉しかったんだそうです。そして、ひょんなことからレコーディングしたのが、テレビアニメ「いなかっぺ大将」の主題歌である「大ちゃん数え唄」。初日の月曜日は、懐かしのこの曲をたっぷりとお聴き下さい!
5月17日(火) 「道頓堀人情で風が吹く」
テレビ番組の勝ち抜き歌合戦で10週勝ち抜いて、トントン拍子で歌手デビューが決まった天童よしみさんでしたが、デビュー曲である「風が吹く」を始め、その後はまったく鳴かず飛ばず。今後の身の振り方を考え始めた頃に出会った曲が「道頓堀人情」でした。♪負けたらあかんで東京に♪...偶然にも、当時の天童よしみさんの状況を唄ったよう歌詞と、毎晩の盛り場キャンペーンが功を奏し、この曲が、自身初のヒット曲となりました。
火曜日は、デビューしてからヒット曲に恵まれるまでの10年を振り返っていただきます。
5月18日(水) 「珍島物語」
水曜日は1996年に発売されてミリンオンヒットを記録した曲「珍島物語」にスポットを当てます。
曲に纏わる様々なエピソードを披露して下さったのですが、中でもビックリしたのが「この曲はモスラのイメージ」という、ちょっと聞いただけでは「?」というもの。詳しくは放送でご確認ください!
5月19日(木) 「天童よしみ、ポップスを歌う」
通常のコンサートとは別に、ジャズやポップス中心のライヴも精力的に行っている天童よしみさん...と言うことで、木曜日は天童よしみさんによるカバー曲「VACATION」をおかけいたします。ノリノリでお楽しみ下さい!
5月20日(金) 「女のあかり」
「♪どんな苦労ものりこえて...」、「♪明日を信じて生きるのよ。いつか夜明けがくるまでは」。最新曲「女のあかり」の一節です。この曲、コンサートでは以前から唄っていたとのことなんですが、先日の熊本地震のこともあり、最近は唄うたびに色んな想いが込み上げてきて、時には涙が出てくることも多くなってしまったそうです。
最終日は、そんな「女のあかり」をじっくりとお聴き下さい。
<プロフィール>
1971年、「ちびっこのど自慢」に出場して優勝。
その実力が認められ、フジTV系の「いなかっぺ大将」挿入歌「大ちゃん数え唄」をレコーディング。
読売テレビ「全日本歌謡選手権」で10週を勝ち抜き、最年少で7代目チャンピオンとなる。
1972年、「風が吹く」でデビュー。その後、「道頓堀人情」が大ブレークし、1997年「珍島物語」が100万枚の大ヒット。
2000年、「NHK紅白歌合戦」で紅組のトリを務める。
ドラマではフジTVの「天草こずえの歌姫探偵」に主役で出演。
2004年にはディズニー映画「ブラザーベア」で、フィル・コリンズ作詞・作曲の劇中歌「グレートスピリット」を歌うなど、ジャンルの枠を超えて活躍を続けている。