終わりよければ・・・(放送終了)

4月4日~4月8日の「ラジオ サロン・de・くにまる」のゲストはきたろうさん

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4月4日(月) 「かわいかった子ども時代」
子どものころはとにかく可愛かったというきたろうさん。
勉強もでき、運動神経もよく、モテモテだったそうです。
小学生の時は野球をやっていましたが、本番に弱かったため、ポジションを変更されてしまい、大きな挫折を味わいました。
一方、学芸会では主役として活躍。
この経験が、役者を目指すきっかけとなりました。
「きたろうさんの子ども時代」のお話です。

4月5日(火) 「演劇の世界へ」
父親に言われ、中央大学に進学したきたろうさん。
しかし、当時は学生運動が盛んで、ほとんど授業はありませんでした。
数々の舞台に立つようになっていましたが、基本を勉強するため、養成所に入ります。
そこで出会ったのが、後にシティボーイズを結成する、大竹まことさんと斉木しげるさんでした。
養成所を辞め、「表現劇場」を立ち上げたきたろうさん達は、芝居はせず、仮面ライダーのショーで地方回りをするようになります。
その頃は「とにかく楽しければいい」と考えていました。
「演劇の世界へ」というお話です。

4月6日(水) 「シティボーイズ結成」
学生時代の延長線上を楽しんでいたきたろうさんに転機が訪れます。
表現劇場のメンバー、風間杜夫さんの活躍に刺激を受け、大竹まことさん、斉木しげるさんとコントグループ「シティボーイズ」を結成します。
なかなか客が増えない中、テレビに出ないとダメだと思った大竹さんは、近くにあるからという理由でNHKに電話をかけます。
この電話がきっかけで、一気にテレビに出るようになりました。
きょうのテーマは、「シティボーイズ結成」です。

4月7日(木) 「役者・きたろう」
映画やドラマで役者としても活躍中のきたろうさん。
演じる時に考えるのは、「人と同じことはやりたくない」。
最近では、きたろうさんありきで役が用意されることもしばしば。
そんな「きたろうワールド」に憧れる若い役者さんも増えていますが、きたろうさんは「俺にはなれない」と一蹴します。
その理由は、「楽をしようと思うこと」、「人を嫉妬しないこと」、そして「根拠のない自信を持ち続けること」が難しいからだそうです。
「役者」についてきたろうさんが語ります。

4月7日(金) 「お酒との付き合い」
2014年から、居酒屋を訪問する番組を始めたきたろうさん。
お酒好きのため、趣味を仕事にするのは嫌だったものの、今は自然体で楽しめるようになりました。
好きなお酒は日本酒。つまみは台本です。
お酒を飲みながら台詞を覚えると、アイデアがどんどん浮かんでくるので、その時間が何よりも好きなんだそうです。
5月14日に公開される映画「殿、利息でござる」の台詞も、もちろん、日本酒を飲みながら...
「お酒」についてのお話です。

<プロフィール>
1971年、俳優座小劇場解散後、風間杜夫らとともに「表現劇場」結成。1979年、現メンバーである大竹まこと・斉木しげるとラジカルで知的なコントユニット"シティボーイズ"結成。1981年、日本テレビ『お笑いスター誕生』でデビュー。10週勝ち抜きグランプリを獲得。その後、テレビ・映画・CM・舞台など幅広く活躍。主な出演作品に、テレビ『タイムスパイラル』『シティボーイズノテツガク 快楽と絶望』、映画『南極料理人』『横道世之介』『天地明察』、舞台『斎藤幸子』など。