今週の『くにまるジャパン探訪』は、邦丸さんのピンチヒッターとしてお越しいただいた
渡辺徹さんによる特別編。18歳で「劇団文学座」の門を叩いて以来、日本全国津々
浦々を旅公演で回る日々を過ごし、更にテレビ番組のレポーターなどとして、世界を
股にかけ活躍を続ける渡辺徹さんに、これまで経験してきた「旅」の思い出について
渡辺徹さんが初めて旅公演に出たのは21歳頃のこと。マルセル・パニョルの名作
「マリウス」の主役に抜擢された徹さんでしたが、主役にも関わらず、公演地に到着
すると、搬入や舞台作り、バラシ、撤収なども率先して行っていたそうです。
そんな旅公演では、それぞれささやかな楽しみがあるそうですが、徹さんの楽しみは
各地の「カツ丼」を食べて、日本文化を考察すること。どこに行っても1日1食は必ず
カツ丼を食べているのだとか・・・。
また、最近はふぐやステーキなどの誘いがあっても、あえてそれを断り、コンビニで
ごはんとキムチを買ってホテルの部屋に戻り、そこにたっぷりとマヨネーズをかけて
食べるのが楽しみ(家では自由にマヨネーズを使うことができないため)なんだそう
です。そのため、普通は旅公演を終えて帰ると痩せているのに、徹さんは3~4kg
ぐらい太って帰ってくるそうです(笑)
そして、プライベートでは、結婚後は毎年お正月にはハワイに行っていたそうですが、
最近は日本国内を旅される機会も増えてきたのだとか。そんな中、最近のイチオシは
山形県だそうで、理由は山の幸・海の幸どちらも美味しく、また水がおいしいので米・
酒も絶品だから。やっぱり、何よりも食べ物が大事なようです(笑)
次回は、名作ミュージカル「ウエスト・サイド・ストーリー」の舞台裏を訪ねます。
お楽しみに!