『おもしろ人間国宝』には、"たい焼きマニア"のイワイサトシさんにお越しいただきました。
イワイサトシさんは昨年の秋、ほぼ100軒のたい焼き店を紹介した本「東京のたい焼き
ほぼ百匹手帖」を出版されました。ちなみに、本業はデザイナーとして活動されています。
そんな"たい焼きマニア"のイワイさんは、買い方も独特です。
①「必ず7匹購入する!」
②「気に入った2匹を写真撮影!」
③「2匹のたい焼きをその場で食べる!」
④「残りの5匹は持ち帰り、翌日から1匹ずつ食べる!」
・・・といったこだわりをお持ちだそうです。
【特に印象に残っているお店】
●「たいやき わかば」(四ツ谷)
麻布十番「浪花家総本店」、人形町「柳屋」と並ぶ"たいやき御三家"のひとつ。
薄く柔らかく伸ばしたアラレのような皮で、しっかりとしたコシがありモチモチと
した食感が特徴。餡子は隅々まで行き渡ってズッシリと重く、手によく馴染む。
●「島京梵天」(伊豆大島)
甘く優しい牛乳と玉子の香りがするのが特徴。表面の焼き目はサクサクで、
内側はもっちりとした食感。餡はスッキリとした味わい。また、メニューには、
「酵素玄米トマトリゾット」のたい焼きなども・・・。
●「めでたい焼」(歌舞伎座)
皮はサクサクで、餡子の中には紅白の玉餅が入っている。江戸中期の町人
文化華やかなりし頃を偲ばせる一品。