終わりよければ・・・(放送終了)

『町田へ、音のタイムトラベル』(後編)

『くにまるジャパン探訪』では先週に引き続き、邦丸さんと西川文野アナウンサーが

『東京都町田市』を訪れた模様をお送りしました。

 

前回もお伝えしましたが、今回、町田市にお邪魔することになったのは、先日の朝日

新聞・東京版に掲載された「百年前からの蓄音機など百数十台譲ります」という記事

がきっかけでした。長く技術関係の仕事に携わってこられた下薗大輔さんという方が、

これまでに収集した百数十台の音響機器を、「ちゃんと動かせる状態でまとめて保存

してくれるところに寄贈したい」という記事で、その内容に興味を持ったジャパン探訪

チームが下薗さんに連絡。すると、快く取材を引き受けてくださり、下薗さんのご自宅

にお邪魔させていただくことになりました。そして、前回の放送では、下薗さんのこれ

までの半生などをいろいろと伺いました。

 

探訪・集合.jpg

探訪・内観.jpg

 

というわけで、今回は下薗さんが貴重なコレクションを手放そうとされている理由などを

伺うところからスタート。下薗さんのご意向としては、音響機器遺産として一括保存して

くれることを望まれており、それが可能な方を探していらっしゃるそうです。

 

続いては、下薗コレクションの中から、日本最古の蓄音機の音を聞かせて頂くことに。

歴史ある蓄音機で聞く「荒城の月」や三橋美智也さんの「ああ田原坂」は、最新機器

では味わうことのできない、非常に趣のある音色でした。

 

このあたりで下薗さんのお宅での取材を終え、ジャパン探訪一行は下薗さんにご案内

いただき、下薗さんのコレクションひとつである「ジュークボックス」が置かれているお店

「エアーズロック」へと移動。 

 

町田・ジュークボックス②.jpg

 

下薗さんと「エアーズロック」との出会いなどを伺った後、実際にジュークボックスの音を

聞かせていただきました。

 

町田・ジュークボックス.jpg

 

ちなみに、こちらのジュークボックスは1950年頃にアメリカで製作されたものだそうです。

 

そして、最後にあらためて、下薗さんの「コレクションに対する想い」をうかがったところで、

一行は下薗さんと別れ"修行の地"へ。今年の夏、同じく町田にある「武相荘」にお邪魔

したときと同様、福島県川内村との縁でもつながっている居酒屋「なまはげ」において、

軽めの修行を行い、今回の探訪を終えました。

 

次回は、邦丸さんの母校・日本大学法学部を探検する予定です。お楽しみに!