『くにまるジャパン探訪』では前回に引き続き、西川文野アナウンサープロデュースによる
『銀座de文学散歩』の模様をお送りしました。
今回は、戦後、「文壇バー」として栄えたという、歴史あるお店「ルパン」を訪問するところ
からスタート。
すると、偶然にも「ルパン」の入口に、長年に渡って「ルパン」に氷を届けているという
氷屋さんがいらっしゃったので、色々とお話を伺うことに。
その後、いよいよ階段を下りてお店の中へ。
マスターの高崎竜彦さんと、バーテンダーの平木さんにご案内いただき、お店の歴史や、
こちらに通っていた文豪(太宰治・坂口安吾・織田作之助など)に関するエピソードなどを
伺いました。 ちなみに、当時の詳しい記録は残っていないが、恐らく太宰はストレートか
ハイボールを飲んでいたのではないかということでした。
続いては、貴重なグラスを見せていただくことに。ちなみに、こちらのグラスは昭和3年の
オープン当時から使われており、もしかしたら太宰治も使っていたかもしれないそうです。
そんな歴史あるグラスを見て、テンションが上がってしまった邦丸さんは、そのグラスで
オールドパーを堪能させてもらうことに。歴史あるお店で、歴史あるグラスを使って飲む
お酒の味は最高だったようです。
その後、更に邦丸さんはマティーニを、伊藤アナはモスコミュールを、そして、西川アナは
坂口安吾も愛したというゴールデンフィズを注文し、文豪たちの通ったお店で、文豪たちの
愛したお酒を楽しみました。
そして、最後に「ルパン」という店名の由来などを伺い、今回の探訪を終えました。
次回は、町田市にある文学の香り高いスポットを訪れる予定です。お楽しみに!