今週の『本屋さんへ行こう!』には、雅楽師の東儀秀樹さんにお越しいただきました。
東儀秀樹さんは1959年、東京都のお生まれ。ちなみに、東儀家は奈良時代から
1400年に渡って雅楽を世襲してこられたお家です。東儀さんは幼少期をお父様の
仕事の関係で海外で過ごされ、ロック・クラシック・ジャズなど、あらゆるジャンルの
音楽を吸収しながら成長されました。
そして、宮内庁楽部在籍中は篳篥を主に、琵琶・鼓類・歌・舞・チェロを担当。宮中
儀式や皇居において行われる雅楽演奏会などに出演される他、海外での公演にも
参加され、日本の伝統文化の紹介と国際親善の役割の一翼を担ってこられました。
その後、1996年に発表したデビューアルバム「東儀秀樹」で脚光を浴びると、以後、
次々とアルバムをリリースされ、日本レコード大賞企画賞やゴールドディスク大賞など、
数多く受賞されました。
また、15周年アルバム「TOGI」は日米同時発売となり、2012年の3月にアメリカで
行われた「ワシントン桜まつり」100周年のオープニングステージでは、オバマ大統領
夫人の目前で演奏されました。そして現在は、さまざまなジャンルとコラボレーションし、
雅楽の持ち味を生かした独自の創作や表現に情熱を傾けていらっしゃいます。
今回は、東儀秀樹さんの子育て論をまとめた一冊『東儀家の子育て~才能があふれ
出す35の理由』についてお話を伺いました。
☆東儀秀樹さん 著書情報
『東儀家の子育て~才能があふれ出す35の理由』
(講談社より、税別1300円にて発売中)