終わりよければ・・・(放送終了)

3月16日~3月20日の「ラジオバイオグラフィー5冊のアルバム」のゲストは林与一さん

hayashi_kunimaru.jpg

3月16(月)「林与一少年、役者への道」
歌舞伎一家に生まれ、全身に刺青を入れることに憧れていたという林与一さん。
15歳の時に初舞台を踏んだ感覚が忘れられず、歌舞伎の世界に飛び込んでいきます。
当時からイケメンで二股なんて当たり前という林与一さんの生活ぶりについてお話していただきました。

3月17日(火)「ふてる林与一、拗ねる長谷川一夫。」
東京に移り住んだ林与一さんが弟子入りしたのが、俳優の長谷川一夫さんでした。
誰よりも近くで舞台や芝居の話を聞き、学んだそうです。
しかし、毎晩毎晩それが続くと林与一さんは嫌気がさして、長谷川一夫さんに対して反抗したりしたんだとか。
そして、林与一さんの名前が世間に知れ渡るようになったのが、NHK大河ドラマの第2作目「赤穂浪士」でした。
最初は出演に気が乗らなかったという林与一さん。その理由とは・・・。

3月18日(水)「必殺仕掛け人!」
林与一さんの代表作といえば「必殺シリーズ」の第1作目『必殺仕掛け人』。
大ヒットの裏にはライバルにあたる「ある時代劇作品」のとある出来事があったからだとお話していました。
また必殺仕掛け人で、共演した緒方拳の事が嫌いだったという林与一さん。
ずっと暗黙の戦いを繰り広げていたというおふたりのエピソードもお伺いしました。

3月19日(木)「俳優・林与一について」
今振り返ると、ぶん殴ってやりたいくらい昔の自分が生意気で嫌いだったという林与一さん。60歳を超えて「ようやく人間ぽくなったね」と周りに言われる様になったんだとか。その一方で、相手役をした女優からは、「一緒にやると楽だね」と言われる程、細かく気を使っているのだそうです。
今日は、林与一さんの俳優という一面について深く探ってみました。

3月20日(金)「林与一のプライベートに迫る!」
最近はディズニーランドやスイーツにハマっているという林与一さん。
女子力が高めなお話をされたかと思うと、かなりぶっちゃけたお話をされています。
最終日は、林与一さんのプライベートを中心にお話をお聴きしました。

<プロフィール>
昭和17年生まれ。昭和32年大阪歌舞伎座「お吟さま」で初舞台。翌年松竹京都に入社,「七人若衆誕生」など時代劇映画に出演。39年テレビ「赤穂浪士」の堀田隼人役で人気をえる。その後映画「鼠小僧次郎吉」,テレビ「必殺仕掛人」,舞台「ぼんち」などに出演。兵庫県出身。