3月30日(月)「音楽との出会い」
大阪市の実家が営む食堂のラジオで音楽に出会った堀内さん。中でも三橋美智也さんの歌に感銘を受けたそうです。その頃、おばあちゃんに毎晩、三橋美智也さんの歌を歌って聴かせていたそうですが、それが歌手になりたいと思うきっかけになったのかもしれません。高校に進学してから本格的に歌い始め、大学に入ってから、のちに共にアリスを結成する谷村新司さんと出会いました。
3月31日(火)「『アリス』について」
フォークブームだった大学時代に受けた、とあるオーディションの審査員が谷村新司さんでした。その谷村さんに「プロにならないか」と声を掛けられ、アリスはスタートしました。そのとき、既にドラムの矢沢透には声を掛けていましたが、様々な事情の中、堀内さん、谷村さんの2人で先にデビューし、その後矢沢さんが合流したそうです。今日は、アリス結成からデビュー秘話までを伺いました。
4月1日(水)「アリスからソロへ」
アリスは出す曲、出す曲、ヒットしました。堀内さんと谷村新司さんの関係は、言うなれば、ポール・マッカートニーとジョン・レノンのようなものだったのかもしれません。アリスは沢山のヒット曲を生み出して来ましたが、今回は、その中から名曲「終止符」についてじっくり語って頂きました。堀内さんはソロになってからもこの歌を大切に歌い続けています。
4月2日(木)「ソロになってから」
アリスの活動休止後、鳴かず飛ばずのソロ時代を過ごしていた頃、何故か映画音楽の仕事が舞い込みました。それは、小椋佳さんとコラボレーションする企画だったため、本当に嬉しかったそうです。お父様も喜んでくださったそうです。また、フォーク出身の堀内さんが演歌の世界に入っていくきっかけとはなんだったのでしょうか?荒木とよひささんとの出会いについても語って頂きました。
4月3日(金)「ジャンルにとらわれない堀内孝雄さんとは」
堀内さんは一昨年、アリスとして47都道府県コンサートを決行しました。フォークであろうが演歌であろうが、 ジャンルに関係なく堀内孝雄さんは邁進しています。今年66歳を迎えますが、この年代でなければ歌えない歌があるといいます。それぞれの音楽シーンを自分達で作ってきて、今、こうしてステージにたっていられることは「愛しさの塊」だそうです。堀内さんの音楽への思いをタップリと聞く最終日となりました。
<プロフィール>
デビュー作シングル『走っておいで恋人よ』
代表作品CDシングル『君のひとみは10000ボルト』(1978) / CDシングル『愛しき日々』(1986) / CDシングル『恋唄綴り/今日も最高やねェ!』(1990)