2月23日(月)「子供時代とフィンガーアクション」
1945年、中国の天津で生まれた金井克子さん。その後、物心付く前に大阪に引越します。バレエブームもあり、8歳の時に、あのフランス人形のような衣装に憧れバレエを始めます。金井克子さんと言えばヒット曲「他人の関係」。この「フィンガーアクション」を使った独自の振付けは、その後の歌謡曲に大きな影響を与えたそうです。
2月24日(火)「バレエダンサーとしてデビュー、そして歌」
1959年、読売テレビ「バレエ劇場」に出演し芸能界デビューを果たします。
その後、NHKの「歌のグランドショー」にも出演するようになり、歌をうたうようになります。その番組を見ていたプロデューサーの誘いでお芝居にも出演します。とても忙しい生活の中、友達付き合いはほとんど出来なかったそうです。今日はトントン拍子で進んでいったデビューの頃のお話を伺いました。
2月25日(水)「『他人の関係』の大ヒット」
TVがカラーになった頃、金井さんの衣装の一部が男性ファンの間で大きな話題となりました。その話題になったものとは、なんだったのでしょうか?
1973年にリリースした「他人の関係」が初めてオリコン・シングルチャートでトップ10にランクイン。刺激的な歌詞と振付けが話題になりましたが、その裏話をたっぷりと伺います。
2月26日(木)「『他人の関係』の再ブレイクと美の秘訣」
昨年、一青窈さんのカバーにより、「他人の関係」が再びヒットしました。
40年ぶりに日の目を見た曲を、金井さんはどのように感じているのでしょうか?今年70歳を迎える金井さんは、若い頃とほとんどボディーサイズが変わっていないそうです。その美しさを保つコツは?今日は、金井さんの「美の秘訣」にも迫ります。
2月27日(金)「新曲にかける想い、そして今後の夢。」
「他人の関係」再ブレイクを受け、金井さんは作詞を担当した有馬三恵子さんと40年ぶりに再会したそうです。歌詞にエロティックなニュアンスを盛り込むのが有馬さんの極意。有馬さん作詞で金井さんが歌う新曲が聴ける日も近いかもしれません。
「私から、踊りを取ったらなにもない」と、言い切る金井さんの今後の夢も伺いました。
<プロフィール>
1962年に『ハップスバーグ・セレナーデ 涙の白鳥』でレコード・デビュー。1966年には第17回NHK『紅白歌合戦』に出場し、以降、4年連続出場を果たす。1973年に『他人の関係』が大ヒットし、日本レコード大賞企画賞を受賞した。主な代表作品に、シングル『愛さまざま 波止場エレジー』(TBSドラマ「赤い関係」主題歌)、アルバム『THE BEST 金井克子』他多数。