『おもしろ人間国宝』では、"片手袋研究家"の石井公二さんにお越しいただきました。
2005年から、街に落ちている片方だけの手袋を撮影したり、発生のメカニズムを研究
する活動を開始された石井さんは、これまでに3000枚以上の片手袋写真を撮影して
こられたそうです。そして、その活動の様子を、ご自身のホームページ「片手袋大全」や
ブログ「かたてブログ」に綴られています。
そんな石井さんが、このような活動を始められたキッカケは、子どもの頃に遡るそうです。
「てぶくろ」というウクライナの絵本を読んで以降、街に片方だけ落ちている手袋が気に
なり始めたという石井さん。その後、携帯電話にカメラが付いたころに、道に落ちている
片手袋の写真を撮影した時に衝撃が走って以降、街で見つけたうち9割9分は写真に
収めるようになったそうです。
また、この活動を始めてみたところ、なんとイギリス・ドイツ・イタリアの片手袋の写真を
撮影しているという、イタリア人がいることがわかったそうです。