終わりよければ・・・(放送終了)

2月2日~2月6日の「ラジオバイオグラフィー5冊のアルバム」のゲストは、奈良岡朋子さん

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2月2日(月) 「御祖父様の願い」
昭和4年生まれの奈良岡朋子さんは、物心がついた時から、「あぁ、自分は将来、お医者さんになるんだなぁ...」と、思っていたそうです。そして、それは御祖父様のたっての願いでもあったとのこと。しかし、そんな夢を打ち砕いたのが『戦争』でした。月曜日は、奈良岡朋子さんに「日本が戦争に敗けるとは思っていなかった時代」を語っていただきました。

2月3日(火) 「不純な動機」
火曜日は、日本の敗戦により目標を失った奈良岡朋子さんが「劇団民藝」の入団試験を受けるまでを振り返っていただきます。試験を受けた動機は、「有名な役者さんに会えるかも...」という、意外にも不純なもの。また、大学に進学したのも「父親が『大学までは面倒を見てやる』と言っていたので、進学しなきゃ勿体ない」という、こちらも不純な動機だったそうです(笑)

2月4日(水) 「奈良岡朋子さんのお仕事」 
芝居をする気はこれっぽっちもなかったのに「劇団民藝」の試験に受かって、女優の道を歩き始めた奈良岡朋子さん。その後のご活躍は、皆さんご存知の通りです。水曜日は、奈良岡朋子さんの数々のお仕事の中からいくつかをピックアップして、文化放送秘蔵の音源などを交えながらご紹介いたします。若かりし頃の自分の声を聴いた奈良岡朋子さんの反応は如何に?!

2月5日(木) 「お芝居をするな!」
木曜日の放送は、俳優を目指しているリスナーさんは必聴です! 奈良岡朋子さんの演技論を届けします。端的に言うなら「(俳優は)お芝居をするな!」とのこと。ちょっと聞いただけでは矛盾しているように思えるこの言葉の意味は放送でご確認ください。

2月6日(金) 「心友 ・ 加藤和枝さん」
最終日は、心友だった加藤和枝さん=美空ひばりさんとの交流についてお話を伺っています。「美空ひばりさん」としてではなく、「加藤和枝さん」としてお付き合いをしていたからこそのエピソードが満載です。

<プロフィール>
1929年生まれ。東京都出身
◎初舞台  
1948年 『女子寮記』 寮生(民衆芸術劇場公演)
◎最近の舞台
2013年8月 『黒い雨』
2013年12月 『八月の鯨』 リビー
2014年各地公演 『八月の鯨』 リビー
2014年12月 『バウンティフルへの旅』 キャリー・ワッツ