終わりよければ・・・(放送終了)

『宇宙航空研究開発機構(JAXA)』(前編)

『くにまるジャパン探訪』では、邦丸さんと伊藤佳子アナウンサーが邦丸さんの地元・

相模原にある『宇宙航空研究開発機構(JAXA)』を訪れた模様をお送りしました。

 

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到着した一行は、広報担当の関さんの案内でいよいよ「JAXA」の内部へ。

 

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関さんによりますと「JAXA」というのは、もともと相模原の「宇宙科学研究所(ISAS)」と、

筑波の「宇宙開発事業団(NASDA)」、それに三鷹の「航空宇宙技術研究所(NAL)」が

統合され、2003年にスタートした組織なんだそうです。そして、現在、筑波では実用的な

研究が行われ、相模原では宇宙科学などアカデミックな研究が行われているそうです。

 

そんなお話を伺いながら「JAXA」内部へと進んでいった一行は、まず、ロビーにある展示

スペースを見学することに。 すると、ここで登場したのが、あの「はやぶさ」回収チームの

一員だったという並木道義さん。というわけで、ここからは並木さんにご案内いただくことに

なりました。

 

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並木さんには、実際の「はやぶさ」(2つ作られたうちの1つで宇宙には行っていない

モノ)を見ながら「はやぶさ」に関する基礎知識のほか、当事者ならではの裏話なども

教えていただきました。

 

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続いては、「JAXA」相模原キャンパス展示スペースの貴重な資料である、電波望遠鏡

「はるか」を見学。こちらは、なんとパンストの技術が応用されていたり、マジックテープが

重宝されていたりと、驚きの連発でした。

 

そして、次に見学させていただいたのは、国産ロケットの第一号である糸川英夫博士の

「ペンシルロケット」(実物)!

 

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わずか23cmの「ペンシルロケット」が、現在の日本の宇宙研究の礎を築いたと思うと、

感慨深いものがありました。ちなみに、こちらの「ペンシルロケット」の初実験から今年で

60周年なんだそうです。

 

そんな「ペンシルロケット」の次は、1990年代に登場した30mを越える巨大な「ミュー

5ロケット」(こちらも実物)。

 

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重さ140トンという本物のロケットの迫力は、本当に凄かったです。

 

次回は、この続きからお届けいたします。お楽しみに!