終わりよければ・・・(放送終了)

11月17日~11月21日の「ラジオバイオグラフィー5冊のアルバム」のゲストは、田部井淳子さん

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11月17日 (月) 「山を好きになるキッカケ」
世界の名峰を制してきた田部井淳子さん。
少女時代は体が弱く、運動が嫌いだったそうです。
そんな田部井さん、大好きだった先生が誘ってくれた登山をキッカケに、勉強だけでは学べない、そして運動会の様な競争のない山が好きになっていったそうです。
本日は田部井淳子さんが山にハマるキッカケについてお話頂きました。

11月18日 (火) 「本格的に登山への道へ」
大学で再び登山の魅力を思い出した田部井淳子さん。
社会人山岳会に入会してからは、平日は仕事をし、週末の夜行列車で山へ向かい、月曜日までに戻ってくる。という生活をしていたそうです。
その後、山を通じて旦那様との運命の出会いをすることになったそうです。

11月19日 (水) 「女性初のエベレスト登頂」
1975年、田部井淳子さんが35才の時、女性初のエベレスト登頂者となりました。
女性のみのチームでエベレスト挑戦でしたが、なぜ女性だけで登頂しようと思ったのか、その訳や、エベレスト登頂でのエピソードをお伺いしました。

11月20日 (木) 「エベレスト登頂後の田部井さん」
エベレスト登頂後も女性初の7大大陸最高峰登頂など、精力的に登山活動を続けていった田部井淳子さん。有名になるにつれ、田部井さんの息子さんが反発する様になり、色々と大変だったそうです。
でも、そんな息子さんとの仲をとりもったのも、また山だったと嬉しそうに話す田部井さんでした。

11月21日 (金) 「これからの田部井淳子さん。」
これまでに、2度の癌の治療をした田部井淳子さん、一時は余命3ヶ月と宣告されたそうですが、エベレストでの体験からすれば全然、気にならなかったという田部井さん。今ではすっかり克服され、登山を続けているそうです。
東日本大震災以降は、福島県の被災者の方とのハイキングや高校生達と富士登山をしているそうです。
最終日は、田部井淳子さんのこれからの活動についてお伺いしています。

<プロフィール>
1939年、福島県三春町生まれ。世界初の女性エベレスト登頂者・世界初の女性七大陸最高峰登頂者。NPO法人日本ヒマラヤン・アドベンチャー・トラスト(HAT‐J)所属。