『おもしろ人間国宝』では、カエルグッズ収集家の高山ビッキさんに
ご出演いただきました。
祖父、両親、そしてご自身と三代に渡り、カエルグッズを収集されている
という高山さんは、集めたカエルグッズをもとに、カエルの文化的側面の
研究、展示企画、情報発信などを行っています。 また、「かえるる」や
「ときめくカエル図鑑」といった著書も出版されています。
ちなみに、高山さんのおじいさんがカエルグッズを集めるようになったのは、
約100年も前のことなんだそうです。当時、建設会社を営んでいた祖父が
三重県伊勢市の二見熾興玉神社を参拝した際、常に危険と隣り合わせの
仕事柄、神社に鎮座するカエルの「無事帰る」のご利益に惹かれ、カエルを
お守りとして集めるようになったのだとか。
その後、ご両親を経てカエルグッズの収集を引き継いできた高山さんには、
カエルグッズの中でも好きな傾向というのがあるらしく、昔は物語を作れる
ような擬人化したモノが好きだったそうですが、年を重ねてくると風流なモノ
(美術展で描かれているようなカエルや自然界を表わしているようなカエル
など)が好きになってきたそうです。
今回は、数あるカエルグッズの中から、「ギロ」と呼ばれるベトナムの楽器
など、カエルの鳴き声がするグッズをいくつかスタジオにお持ち頂きました。