『おもしろ人間国宝』では、「いい感じの石ころを拾いに」の著者である、
作家の宮田珠己さんにご出演いただきました。
宮田さんは大学卒業後、約10年間のサラリーマン生活を経て作家になられ、
主な著書には「晴れた日は巨大仏を見に」、「だいたい四国八十八か所」、
「四次元温泉日記」などがあります。そして、今年5月には、なんてことない
石ころを拾い続けた紀行エッセイ、「いい感じの石ころを拾いに」を河出書房
新社より出版されました。
宮田さんによりますと、「"いい感じの石ころ"というのは特に定義があるわけ
ではない。触ってスベスベして気持ちいい石。ゴツゴツしてなくて、球に近い
円形の石。水切りにちょうど良い平ぺったい石。絶海の孤島に見える石など、
拾う時の気分によっても違ってくる」ということでした。
ちなみに、宮田さんが石を意識し始めたのは、1997年頃に奥様と一緒に
インド旅行に行った際、インダス川の支流で不思議な石を見つけ、日本に
持ち帰ったのがキッカケだったそうです。