終わりよければ・・・(放送終了)

競技用車いすの製造「オーエックスエンジニアリング」石井勝之さん

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パラリンピックで、鍛えられた肉体で見事に車いすを操り、メダリストに
輝いた選手たちに胸が熱くなった人も多いのではないでしょうか?
そんなパラリンピアンを支え続け。競技用車いすの進化をさせ続ける企業、
「オーエックスエンジニアリング」代表取締役社長の石井勝之さんに
お越しいただきました。
石井さんのお父様で、レースライダー兼ジャーナリストの石井重行さんが
1976年にバイクの販売店を設立。しかし、重行さんがバイクを試乗中に事故で
脊髄を損傷し車いすを必要とする生活になったことを機に、個人的に車いすの
製造改良に着手、その後、長年培ったバイクのレーシング技術を車いすに応用し
開発。競技用車いすでは、7度のパラリンピックにおいて合計106個のメダル獲得に
貢献しました。
一般用、競技用問わず、とにかくユーザー目線できめ細かく、利用する人の状況を
よく聞いてから車いす製作にあたります。北京、ロンドンと2大会連続金メダルを獲得し
メジャー4大大会を全て制した、車いすテニスの国枝慎吾選手など、世界のトップ
アスリートがオーエックスの車いすを使用しています。競技用の場合はアスリート
からさらに細かい高次元の要求が出てきます。実際の大会の現場にはほとんど出向き、
直前の微調整等行います。
今後は、ジュニア世代のアスリートの車いす製造も手掛けていきたいと話してくれました。

オーエックスエンジニアリンググループ オフィシャルサイト
http://www.oxgroup.co.jp/