『くにまるジャパン探訪』では、先週に引き続き、邦丸さんと伊藤佳子アナが、
世田谷区の北に位置する、烏山地区に広がる『烏山寺町』を訪れた模様を
お送りしました。
前回に続いて、今回も87歳になられる世田谷の郷土史家・下山照夫さんに
ご案内いただきながら巡ることになったジャパン探訪一行。
まずは、日蓮宗の名刹・「幸龍寺」へ。ちなみに、こちらの幸龍寺の墓地には、
文化放送にも縁の深い内海好江師匠が眠っていらっしゃいます。
続いては、「お蕎麦の持ち込みが禁止」というユニークな石柱のあるお寺、
「稱往院」へ。
「稱往院」でキュウリやお花をいただいた後、一行は世界に名高い浮世絵師・
喜多川歌麿のお墓がある「専光寺」へ。
こちらの「専光寺」には、今でも喜多川歌麿の浮世絵が数多く残されており、
前もってお願いすれば見せてもらえるそうです。
続いては、寺町の北のはずれ、烏山川の主水源となっている「鴨池」のある
「高源院」へ。
「鴨池」の中に鯉や亀がいるほか、その周りにはカエルやカワセミなども
見ることができ、一瞬、世田谷区であるということを忘れそうになるほど、
自然がいっぱいです。
そして、最後にお邪魔したのが、この寺町の中で一番広い「妙寿寺」。
こちらは、かつて鍋島藩の大名屋敷だったそうで、玄関だけでも人が
何人も寝れるほどの広さでした。
また、こちらには2009年にお亡くなりになられた、女優の大原麗子さんの
お墓もございます。
ここで下山さんと別れた一行は、締めくくりとして恒例の"修行"を敢行し、
今回の「烏山寺町巡り」を終えました。
次回は、荒川区方面を訪れる予定です。