本日のゲストは、ネパールと日本の架け橋!ネパール政府公式通訳者で国際交流の研究者のジギャン・クマル・タパさんでした。
現在、日本に住むネパールの方は3万人を超えています。そんな中、日本とネパールの交流を深めるため、首都圏に住むネパール人留学生による「日本語弁論大会」が開催されました。
今日は、弁論大会の発起人であり、審査委員長を務められたタパさんにお話を伺いました。
ネパールと日本の関係は、ますます多岐にわたって広がっていて、ビジネスの分野でも通訳や翻訳業務が増え、両国の言語や文化が分かる人材が必要となります。この弁論大会はそうしたニーズにこたえられるような若者の発掘に繋がり、学生自身も参加することで人前に立ちスピーチをすることで、より一層活動の幅を広げて欲しいと思うということでした。
今回、見事最優秀賞を受賞したのは、コピラさん(女性)。明海大学の学生で『故郷からの第一歩』と題して、ネパールのカースト制度についてスピーチをしてくれたそうです。
わずかの差で2位になったサヒさん(男性)は、尚美学園大学の大学生で、
『ホスピタリティー・サービス』がテーマ。
彼は日本へ来てから今までずっとホテルのレストランでアルバイトをしていて、そこで感じた日本人のお客様に対する「おもてなしの心」に感銘受け、観光立国であるはずの母国ネパールに役立てたいとスピーチしたそうですよ。