『本屋さんへ行こう!』では、「くにまるジャパン」のブックコンシェルジュ、
「ジュンク堂池袋本店」副店長の田口久美子さんにお越しいただき、
先日発表になった『2014年 本屋大賞』の総括をしていただきました。
本屋大賞に輝いた『村上海賊の娘』について田口さんに伺ったところ、
「上下巻合わせて1000ページ近くになる大作で、お話は、戦国時代、
織田信長から兵糧攻めにされた大坂本願寺が、毛利家に助けを求めた
ことで起こった、後に『木津川合戦』と呼ばれる、村上水軍と泉州侍勢の
大阪湾での死闘を描いた長編小説」とのことでした。
【2014年 本屋大賞 結果】
大賞 『村上海賊の娘』/和田竜(新潮社)
2位 『昨夜のカレー、明日のパン』/木皿泉(河出書房新社)
3位 『島はぼくらと』/辻村深月(講談社)
4位 『さようなら、オレンジ』/岩城けい(筑摩書房)
5位 『とっぴんぱらりの風太郎』/万城目学(文藝春秋)
6位 『教場』/長岡弘樹(小学館)
7位 『ランチのアッコちゃん』/柚木麻子(双葉社)
8位 『想像ラジオ』/いとうせいこう(河出書房新社)
9位 『聖なる怠け者の冒険』/森見登美彦(朝日新聞出版)
10位 『去年の冬、きみと別れ』/中村文則(幻冬舎)