終わりよければ・・・(放送終了)

3月31日~4月4日の「ラジオバイオグラフィー 5冊のアルバム」のゲストは、藤竜也さん

fuji_kunimaru.jpg

3月31日(月)「藤竜也少年と映画の出会い」
戦後の混乱期に育った少年時代。
早くからお父様を亡くされた事や時代の背景も影響してガキ大将として成長したそうです。
そんな藤竜也さんと映画の出会いは、亡くなる前のお父様とみた映画「ターザン」だったそうです。
以来、お小遣いは映画に費やしたという藤竜也さんの少年時代のお話をお聴きしました。

4月1日(火)「藤竜也、俳優になる」
もともと、映画の中の人物になるなんて思ってもいなかった藤竜也さん。
そんな藤竜也さん、「15分の遅刻があったからこそ。」と、俳優の道に進むキッカケ私達に教えてくれました。
意外と不純な考えで俳優の世界に進んだという藤竜也さんのエピソードをお聴きしました。

4月2日(水)「人生を変えた作品、愛のコリーダ」
藤竜也さんの人生を変えた作品と言われるのが大島渚監督の映画「愛のコリーダ」。
当時、所属していた事務所からは反対の声が上がっていましたが、この映画との出会いを大切にしたいと、事務所を辞めてまで出演したそうです。撮影している毎日は新鮮な発見の連続で大変充実したものだったという、当時のエピソードをお伺いしました。

4月3日(木)「藤竜也さんの俳優論」
藤竜也さんは「愛のコリーダ」の撮影終了後、これまでは来た仕事はすべて請けるというスタンスから、自分で、仕事を選んで出演するという風に変わっていったそうです。中でも重要視しているのが「台本」なんだそうです。
台本からの声が聞こえるという藤竜也さんの俳優論についてお話をお聴きしました。

4月4日(金)「藤竜也の今後について」
とにかく凝り性という、72歳の藤竜也さん。
日常からやっている事や現在、挑戦中の事についてお話をお伺いしました。
そして、藤竜也さんがご出演の最新映画「サクラサク」について、ストーリーや魅力、撮影中のエピソードについてお話をお聴きしました。

<藤竜也>
1941年北京生まれ。大学在学中にスカウトされ、62年日活からデビュー。「野良猫ロック」シリーズなど数多くの映画に出演。70年代からは「時間ですよ」などのテレビドラマでも活躍し、人気を博す。主演した大島渚監督作品「愛のコリーダ」(76年)、「愛の亡霊」(78年)は国際的にも大きな話題となる。「アカルイミライ」(2003年)、「海猿」(04年)など若手監督の作品にも意欲的に参加。三原光尋監督作品「村の写真集」(03年)では、05年上海国際映画祭最優秀主演男優賞を受賞。