犬、猫用の車椅子の製造・販売を手掛ける「adoworks」の忠裕之さんに
お越しいただきました。
1954年生まれの忠さん、長年飼ってきた愛犬が、病気で歩けなくなったため
車椅子を自作。その方法をHPに載せたところ、製作依頼が来るようになりました。
以来サラリーマンと2足のわらじで車椅子の製作にあたり、ついに会社を退職、
犬と猫の車椅子作るに専念し、今まで2500台以上を製作しています。
忠さんの工房の名前にもなっている「アド」という愛犬が、病気で下半身麻痺に
なってしまい、車椅子を自作しようと、アルミ板のフレームや自転車の補助輪の
タイヤ等を活用して作りました。アドが喜んで走り回ってくれたので、HPに
載せたところ、なんとインド在住の方から製作依頼が。以降、全国の飼い主から
依頼が殺到、会社員生活の傍ら必死に車椅子を作っていました。
定年までもう少しというところで会社を退職し、いまは車椅子作り1本という
忠さん、自分が作ったものが役に立って、ワンちゃんが元気になり、飼い主に
喜んでもらえることがいちばん嬉しいそうです。
3月18日、本日発売の「もう一度ハッピーになった車いす犬たちの物語」は、
忠さんが作った車椅子をめぐる、犬と飼い主の物語をまとめた本です。
こちらも是非チェックしてみてください。
犬猫用の車椅子を活用することで、障害を持つワンちゃんのQOLを向上させ、
介護する飼い主さんの負担を減らすこともできます。一つの方法として、是非
検討してみてください!
忠裕之さんの工房「adworks」公式サイト
http://adoworks.com/