スペシャルウィークの本日は、歌舞伎町案内人にして中国人作家、ジャーナリストの李小牧(リー シャム)さんと韓国ソウル市ご出身、国際法学者で明治大学・法学部助教の金惠京(キム ヘギョン)さんをお迎えしました。
米国ジョージア州議会で州内の公立学校の教科書に「日本海」に韓国政府の主張する「東海(トンヘ)」を併記する法案が可決され、日韓でも大きく報道されました。
実は惠京さんは、首都ワシントンにあるジョージ・ワシントン大学でも教鞭をとられたこともあり、長年、この「東海」の研究をされている先輩教授もいらっしゃったそうです。
「東海」併記の問題は、いま始まった「反日」の運動ではなく、韓国系アメリカ人の方々の歴史や文化に基づく主張で、たまたま日韓の関係が悪い時期にタイミングがあったのだそうです。
一方、中国は、いま大ヒットを記録している映画「永遠の0」を取り上げ、「これこそ日本の右傾化の証拠だ」と批判しているのですが、この映画を見た李さんは3回も泣き、「これは戦争を賛美する映画ではなく、生きることの大切さ、平和のよさを描いた映画だ」とおっしゃっていましたよ。