『くにまるジャパン探訪』では、邦丸さんと伊藤佳子アナウンサーが、
『日本橋界隈』を訪れた模様をお送りしました。
江戸・東京を代表する歴史ある街・「日本橋」。もともとは海沿いの湿地だった
このあたりは徳川家康の江戸入り以来、開発が進み最初に橋がかけられたのは
慶長8年(1603年)のこと。その後、日本橋川沿いには魚市場が広がり、また
海産物などを扱う問屋が軒を連ねるようになりました。
ジャパン探訪一行が江戸橋を渡って散歩を続けていると、「明治37年開業」という
看板が掲げられた「二宮歯科」という歯医者さんを発見。あまりにも気になったため、
アポなしでお邪魔することに!
すると、診療中にも関わらず、4代目だという二宮健司先生が気さくに対応して
くださり、「二宮歯科の歴史」などをお話しいただきました。
そして、「二宮歯科」を後にした一行は、先日「ラジオ白熱教室」にご出演頂いた
埼玉大学の藤林先生に「にんべんは凄い!」とご紹介いただいた、かつお節の
「にんべん本社」へ。
こちらでは、「にんべん」の秋山洋一さんや、ちょうど居合わせた法政大学の
筑後則先生にお話を伺うことができました。
お二人によりますと、「にんべん」は初代の伊勢屋伊兵衛が「伊勢屋」と「伊兵衛」に
共通の「にんべん」に、お金を象徴する「かね印」と合わせて作った商標に由来する
そうです。そして、これを目にした江戸っ子たちが、「伊勢屋」のことをいつしか「にん
べん」と呼ぶようになり、そのうち店の名前そのものが「にんべん」となったのだとか。
また、お二人には「かつお節の製法や歴史」などを非常に詳しく教えていただいた他、
「かつお節の魅力」や「和食におけるかつお節の存在」などまで色々とお話しいただき
ました。
そして、お話の最後に「にんべん」が手掛けている「だしBAR」というお店の存在を伺い、
非常に興味を抱いた一行は、本社から少し離れた場所にある「日本橋だし場」へと足を
伸ばすことに。
この後、「にんべん」特製のだしを味わったり、かつお節削りを体験したりするのですが、
その模様は次回お送りいたします。お楽しみに!