東日本大震災で壊滅的な被害を受けた岩手県大槌町。もう再起できないと思われた
地元の酒蔵が念願の復活を遂げました。赤武酒造の代表取締役・古館秀峰さんと、
ご子息で東京農業大学2年の龍之介さんにお越しいただきました。お父さんはお電話、
息子さんはスタジオという、父子での出演です。
1886年創業、今年で128年目と老舗の赤武酒造。岩手の言葉で言う「がっつらうまい」
日本酒「浜娘」は評判でした。しかし震災で大槌町は壊滅状態に。酒蔵も変わり果てた
姿になり、従業員の方も亡くなるなど被害をうけました。しかし秀峰さんは奮起、
盛岡に住まいを移しイチから酒造りを始め、去年ついに自社の復活蔵での酒造りが
スタート。お酒の名前は「浜娘 参歳」。全国利き酒選手権大学生の部で優勝するほど
日本酒への造詣が深い息子の龍之介さんも、「浜娘 参歳」を飲んだ時、もう
飲めないんじゃないかと思っていたのでとてもうれしかったと話してくれました。
赤武酒造 公式サイト
http://www.akabu1.com/