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「日本人はいつ日本が好きになったのか」著者、話題の作家竹田恒泰さん

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「日本人はいつ日本が好きになったのか」(PHP新書)の著者で、いま話題の作家、
竹田恒泰さんにお越しいただきました。
旧皇族の竹田家に生まれた、明治天皇の玄孫にあたる竹田さん。慶応義塾大学を卒業後
作家として多数の著書を執筆するかたわら、母校の憲法学の講師もされています。
今回の著書はタイトルにインパクトがあります。竹田さん曰く、今までは日本のことを
素直に好きだと言える雰囲気ではなかったが、2011年の東日本大震災をきっかけに
我々が当たり前のように行動していた振る舞い、行動が世界的に評価され、ようやく
日本人に自信が戻り、「日本が好きだ」と言えるようになったとのこと。また、
戦争直後のGHQの占領により、日本人が精神的に骨抜きにされた結果、アイデンティ
ティをなくしていたが、戦後70年近くが経ち、しだいにその呪縛から日本人が
解き放たれているとのこと。若い世代を相手に教壇に立つ竹田さん、1つでもいいから
日本のことを考えるきっかけを投げてあげれば、これからの日本も変わっていくと
話してくれました。
そして竹田さんのオススメ本。
「逝きし世の面影/渡辺京二」(平凡社ライブラリー文庫)
幕末~明治中期の日本社会の、失われし良き文化や伝統を、日本を訪れた西洋人の
視点から観察した記録。竹田さん推奨の「日本を元気にする本」。