『くにまるジャパン探訪』では、邦丸さんと伊藤佳子アナウンサーが、
午年にちなんで『馬事公苑』を訪れた模様をお送りしました。
世田谷区・上用賀にある「馬事公苑」は、馬術の訓練や競技会の開催の他、
馬に関する知識の向上などを目的として、昭和15年(1940年)にオープン
した施設です。 また、この年に予定されながらも戦争のため中止となった、
幻の東京オリンピックでも会場として使用される予定でした。 そんな「馬事
公苑」は、東京ドーム4個分の広大な敷地に、馬や馬術に関するさまざまな
施設が整備されているほか、雑木林や日本庭園、お花畑なども広がっており、
都民の憩いの場としても親しまれています。
「馬事公苑」に到着した一行は、JRAの滝さんの案内で「馬事公苑」の中へ。
最初に訪れた「メインアリーナ」では、主に中高生が参加する「障害馬術」の
大会が開催されており、こういった光景を無料で見学できるのも「馬事公苑」
ならではの醍醐味です。また、大会の様子を見ながら、馬術のルールなども
滝さんに教えていただきました。
続いて、一行は1964年に開催された「東京オリンピック」の会場にもなった
「グラスアリーナ」を見学。 ちなみに、かつての名騎手たちの多くが、ここで
育っていったのだとか。
そして、いよいよ"今年の主人公"であるお馬さんに会うため、普段は一般の
方が入ることのできない「厩舎エリア」へ!
まずは、ポニーの一種であるミニチュアホースの「ラッキーちゃん」とふれあう
ことに。いつもは人懐こくて大人しい性格というラッキーちゃんですが、見慣れ
ない人たちや機材に若干警戒気味でした。
続いては、大型のお馬さんとご対面。馬術の競技馬である「ヌアージュくん」と、
かつてはサラブレッドとして走っていた「パトリオットくん」たちとふれあうことが
できたほか、取材ということで空気を読んでくれたのか(!?)、「ブルブル!」
という鳴き声まで聞かせてくれました。
このあたりでお馬さんたちに別れを告げて、再び「馬事公苑」の散策に戻った
ジャパン探訪一行は、お馬さんの「ウォーキングマシン」などを見学しました。
また、馬術の大会に参加していた高校生たちと偶然遭遇したため、馬術の
魅力や難しさなどを聞かせてもらいました。
このあたりで今回の「馬事公苑探訪」を終えた一行は、近くのお店に移動して
熱燗での"修行"を行った後、それぞれの家路に就きました。
次回は、『渋谷近辺』を訪れる予定です。お楽しみに!
【馬事公苑情報】
馬事公苑は入園無料となっており、年中無休で午前9時から午後5時まで
開園していますが、2月までは午後4時で閉園となりますのでご注意下さい。
また、1月19日(日)には「馬とのふれあい」と題したイベントが開催され、
馬のダンスなど演技披露のほか、ポニーの体験乗馬、馬車試乗会、厩舎
見学ツアーなどが予定されています。 なお、整理券が必要となる催しも
ございますので、詳しくは「馬事公苑」にお問い合わせください。
馬事公苑:03-3429-5101