終わりよければ・・・(放送終了)

『ど~なる? 2014年の日中関係!』ゲスト:李小牧さん

本日のゲストは、歌舞伎町案内人にして中国人作家、ジャーナリストの李小牧(リー シャム)さんでした。

 

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今回は、安部総理、新藤総務大臣の靖国参拝を受け、中国の反応、靖国問題などを李さんと一緒に考えました。

中国版ツイッター「微博」は5億人のユーザーをもち、中国の世論を形成しています。その微博では、安部総理の靖国神社参拝をめぐり賛否両論が飛び交ったのですが、李さんの見立てだと小泉元総理の参拝の時より反発が大人しく、「日本の内政だから放っておこう」など冷静な意見も多かったそうです。

そして、李さんは自身の微博で、靖国神社の歴史資料館「遊就館」についてリポート。

館内には毛沢東や蒋介石など日中戦争も客観的に展示してあると微博ユーザーに向け発信しました。

また、李さんは去年11月に岩手県を訪れ、中国人強制労働者の記念像があることや戦前、宮沢賢治の「雨ニモマケズ」を中国人研究者が翻訳して中国で出版したなど日中の知られざる友好の歴史を披露してくれました。

日中友好の道は、「雨ニモマケズ」、一歩ずつ前進することが大切だとおっしゃっていましたよ。