今週は萩原健太師匠が本年最初のお目見え...
昨年末に急逝された大瀧詠一さんを追悼する特集を、
2週に渡ってお送りするまずは前半戦。
「DJとしての大瀧さんが教えてくれた音楽の楽しさ」というテーマで、
4曲をご紹介しました。
1. Elvis Presley / I Got Lucky (1:57)
62年の映画「恋のKOパンチ」挿入歌。
この時期のエルヴィスはまったく評価されない時代が長かったが、
大瀧さんが「これがいいんだよ!」と鼻歌まじりに紹介してくれたそうです。
2. The Ronettes / Do I Love You? (2:58)
大瀧さんといえばスペクター・サウンドの研究でも有名。
スペクター・サウンドから1曲、ということでこのナンバーを。
スペクターはモノラルだが、これをステレオでやったら大瀧さんにかなう者はいない!
3. Stan Freberg / Banana Boat (Day-O) (3:29)
大瀧さんといえば、ノヴェルティ・ソングの探求でも右に出る者はいませんでした。
50年代アメリかのノヴェルティから、モノラルなのに音像の広がりが物凄い、
そして絶妙なオチのついたこちらのナンバーをご紹介。
4. 竹内まりや (duet with 大滝詠一) / 恋のひとこと (Something Stupid) (2:49)
洋楽ジャパンではありますが、大瀧さんに敬意を表し、
最後の公式レコーディングとなったこのナンバーを。
元はもちろん、ナンシーとフランクのシナトラ親子が大ヒットさせたナンバーです。
健太さんのお話では、なんと大瀧さんはこのコーナーを聞いていてくださって、
健太さんにあれこれ感想を語っていらしたそうです。
ああ...
心よりご冥福をお祈りいたします。