すっかり定着した言葉「終活」。この言葉を広めた生みの親「終活カウンセラー協会」
代表理事の武藤頼胡さんにお越しいただきました。
お母様を亡くした体験がきっかけで、終活の支援組織を設立しようと奮起。葬儀だけでなく
介護、相続など、一括して終活について相談できる「終活カウンセラー」の育成に力を
注ぎ、自身もカウンセラーとして活動されています。
終活カウンセラーの活動のなかで、特に印象に残っている相談者の方は、79歳の上品な
紳士の方。50歳の奥様を亡くされ、当然年上の自分が先に逝くつもりが先立たれ、
茫然自失となったそうです。この時自分が何もできないことを悩んだ武藤さんですが、
相談者の方のお話をただ聞くだけでも救いがあるのでは、という考えにいたったそうです。
「終活の時間は大事な時間。自分の人生の主役は自分。今をどうやって生きるかを
考えてほしい」と話してくれました。
一般社団法人 終活カウンセラー協会
http://shukatsu-csl.jp/