終わりよければ・・・(放送終了)

「政と源」「まほろ駅前狂想曲」著者で直木賞作家の三浦しをんさん

三浦しをんさん.jpg

邦丸アナの憧れの人、最新刊「政と源」「まほろ駅前狂想曲」が話題、直木賞作家の
三浦しをんさんにお越しいただきました。
なんと三浦さんのお母さんが「くにまるジャパン」リスナーだそうで、邦丸さんが
三浦さんの本の話をするたびにドキドキしているのだとか。三浦さんもお母さんから
「あなたもおでぶっ子くらぶに入れるわよ」と言われているそうです(笑)
1976年生まれ、早大卒業後執筆活動を始め、2006年に「まほろ駅前便利軒」で直木賞、
2012年に「舟を編む」で本屋大賞を受賞、「風が強く吹いている」他ヒット作品を
次々と生み出している大人気の作家さんです。
三浦さんといえば映画化、ドラマ化もされた人気シリーズ「まほろ」シリーズ。
架空の町「まほろ」(町田市がモデル)を舞台に、便利屋を営む主人公とその相棒、
男同士が遭遇する事件の数々・・・主人公と相棒を男女に設定しなかった
のは、男女だと読者にいろんな先入観を与えるからだそうです。シリーズ最新刊
「まほろ駅前狂想曲」(文藝春秋)好評発売中です。
そして、同じく新刊の「政と源」(集英社)。昔気質の職人と元エリートサラリーマン、
73才の幼馴染同士が巻き起こす痛快人情劇。対照的な2人ですが、三浦さん、自分は
どちらかというと仕事一筋で家庭を顧みない元銀行員の政タイプだと語ります。
様々な家族のありかたが出てくる作品で、感想を語るうちにまた純子アナ号泣。
三浦さんは「自分は基本的にひとりものなので、(うまくいっている、いっていない
関係なく)相方がいるってうらやましい、と思って書きました」とのことです。
そして三浦さんのオススメ本。
「工芸の四季~愛しいものがある生活~(澤田 美恵子・中野 仁人)」(京都新聞企画事業)
京都・滋賀の美しい工芸品を、暦に合わせて365日、紹介しています。
高級美術品からたわし、刺繍針など生活用品まで!
そして三浦さんの次回作をこっそり伺うと、女性が主人公のものをいくつか執筆中とのこと。
また、島原の乱をテーマに作品を書いてみたいそうです!