本日のゲストは、ネパールと日本の架け橋!ネパール政府公式通訳者で国際交流の研究者、ジギャン・クマル・タパさんでした。
ネパールは、悠久の歴史をもつ国としても知られ、その文化のなかで「ことわざ」も多く生まれ、今日でもネパールの人々の生活や考え方に深くかかわっています。今日は、タパさんからネパールの「ことわざ」を教わりました。
「自分の水牛は見えないのに、他人のシラミは見える」
意味は自分のことを省みずに他人の欠点をあざ笑うこと。水牛がでてくるところにネパールらしさを感じますね。同じような意味をもつものとして、日本では「猿の尻笑い」があります。
「サルの尻尾、杖にも武器にも使えない」
日本では「帯に短したすきに長し」。中途半端でなんの役にも立たないことです。
サルはネパールでは大変身近な動物なのでことわざでもよく出てきます。
「火傷をした犬は、稲妻を怖がる。」
日本では「羹に懲りて膾を吹く」があります。 前の失敗に懲りて、度を越して用心深くなることのたとえですね。
「二人の妻をもつ夫は、隅っこで泣く。」
日本では、「二兎追うものは一兎も追えず」ネパールでは法律では禁止しているものの重婚が存在することから、生活の中で、このことわざを聞く機会が多いそうですよ。