『音楽マスターピース』では、作曲家・編曲家・ピアニストで、畠山美由紀さんら
多くのアーティストの音楽のプロデュースを手掛けられ、今年はNHK大河ドラマ
「八重の桜」の劇中音楽を担当されている中島ノブユキさんに出演して頂きました。
中島ノブユキさんは、1969年、群馬県のお生まれ。日本大学藝術学部を卒業後、
フランスに渡り、パリで作曲を学ばれます。 その後、ピアニストとして、作曲家、
編曲家として、映画音楽からJAZZ、POPS、広告音楽、クラシックなど、様々な
フィールドでご活躍です。そして、2005年頃より主に菊地成孔さん、持田香織さん、
畠山美由紀さん、ゴンチチなどの作品で、音楽監修、作曲、オーケストレーション、
プロデュースなどをご担当されました。また、以前このコーナーでご紹介した畠山
美由紀さんのアルバム「rain falls」では、アルバムのプロデュースとすべての曲の
アレンジメント、楽曲のご提供などをされました。
その他、映画音楽として「人間失格」を、またアニメーション「たまゆら」の音楽を
担当。また、2011年よりNHK-BSプレミアムで放送の番組「旅のチカラ」のテーマ
音楽『その一歩を踏み出す』を担当されました。
また、近年は女優で歌手のジェーン・バーキンさんのワールドツアー「Jane Birkin
sings Serge Gainsbourg 」に音楽監督、ピアニストとして参加され、世界27ヶ国、
およそ80公演をこなされました。 そして、ジェーン・バーキンさんと制作したJane
Birkin + Nobuyuki Nakajima 名義の作品『 une petite fille 』が坂本龍一さんらが
立ち上げた被災地の復旧復興支援プロジェクト=kizuna worldより2012年8月に
発表されました。
更に、ソロアルバムとして『エテパルマ』『パッサカイユ』『メランコリア』などを発表。
去年4月にはご自身初のピアノソロアルバム『カンチェラーレ』をリリースされました。
そして、今年はNHK大河ドラマ「八重の桜」の劇中音楽を担当されています。
今回は、中島さんが手掛けられているNHK大河ドラマ「八重の桜」オリジナル・
サウンドトラックや、中島さんのアルバム「パッサカイユ」から曲をご紹介頂いた
ほか、中島さんが最近よく聴いているという「グレイ・レヴァレンド」の楽曲などを
ご紹介いただきました。
☆中島ノブユキさん リリース情報
『NHK大河ドラマ「八重の桜」オリジナルサウンドトラックⅢ』が、
11月13日に発売になります。
☆中島ノブユキさん コンサート情報
11月30日土曜日と12月1日日曜日に、「めぐろパーシモンホール 大ホール」にて
「sense of quiet presents "THE PIANO ERA" 2013」が行われます。
中島ノブユキさんは12月1日の公演にご出演され、11月30日には矢野顕子さんや
ブラジルからアンドレ・メマーリさんもご出演されます。
お問い合わせは、03-6310-9553(ノーヴァスアクシス)までお願いします。
なお、詳しくはコチラをご覧ください。
また、10月27日から11月16日まで、奈良、岡山、福岡、そして東京永福町を
まわるツアーが行われます。詳しくは、コチラをご覧ください。
今日、ご紹介いただいた音楽は・・・
1.八重 新たなる決意 / 中島ノブユキ
(NHK大河ドラマ「八重の桜」オリジナル・サウンドトラックⅡより)
2.Everlasting / グレイ・レヴァレンド
3.our dream / 中島ノブユキ
(NHK大河ドラマ「八重の桜」オリジナル・サウンドトラックⅢより)
4.秋のワルツ / 中島ノブユキ(アルバム「パッサカイユ」より)
以上の4曲でした。