終わりよければ・・・(放送終了)

10年目を迎えた難民情報ラジオ番組「難民ナウ!」代表の宗田勝也さん

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2004年に始まり、今年で10年目を迎えた京都のコミュニティFMのラジオ番組
「難民ナウ!」。代表の宗田勝也さんにお越しいただきました。
「難民問題を天気予報のように」をコンセプトに、京都三条ラジオカフェにて
難民情報番組を続けてきました。今まで500人
吉本新喜劇にいた時期(藤井隆さんと同期だそうです!)もある宗田さん、
難民問題のセミナーで緒方貞子さんの文章に出会い、継続的にメディアを通して
取り上げ続ける必要があると考えこの番組をはじめました。スタート時に地域を
巻き込もうと地元の区役所に相談に行くと、住民はそんなの手が回らない、100年
先や!と、吉本の時にもそんなに笑われたことがないほど爆笑されたとか。しかし
既に10年目、過去500人にインタビューをしてきました。アフリカで、国を追われた
ある人が祖国に戻り国境を越えた瞬間、思わず車から降りてその国の大地の土を
口にした、という言葉が、宗田さんには強く印象に残っています。
東日本大震災以降は、福島とも結びつき、子供が安心して家で眠れる状況を
目指し活動の幅を広げています。
先月発売になったばかりの宗田さんの著書「誰もが難民になりうる時代に 福島と
繋がる京都発コミュニティラジオの問いかけ」(現代企画室)好評発売中です。
↑本の帯を緒方貞子さんが書かれています


「世界の難民情報~難民ナウ!」公式サイト
http://www.nanminnow.com/