今日のゲストはサッカーとジョークが大好物というイギリス人、翻訳家・作家のスティーブン・ウォルシュさんでした。
2020年オリンピック・パラリンピックの招致が決まった東京ですが、その要因のひとつとして国際都市ロンドンで開催された昨年のオリンピックの成功があったのではないかとの声が多くありました。今回は、その成功の理由や東京が学ぶべきところなどをスティーブンさんと一緒に考えましたよ。
ロンドン・オリンピックの開催前、予算は大丈夫か?サッカー好きのイギリス国民は盛り上がるのか?など色々不安視された声もありましたが、ロンドンのテーマは「安く、小規模で、親しみがある、人間的なオリンピック」でした。
「This is for Everyone」「これはみんなのオリンピック」というもので、開会式ではイギリスのNHS(健康保険制度)やインターネットを世界に開放した「ワールド・ワイド・ウェッブ」の開発者ティム・バーナーズ=リーなどが紹介されたそうなんです。
また、普段は、冷たい都会人のイメージのロンドンですが、オリンピックの期間は、笑顔であふれた街になっていたそうですよ。
スティーブンさんは、ロンドン・オリンピックが世界で賞賛された理由のひとつに、ビジターを支援した親しみのあるボランティアをあげ、東京オリンピックでもボランティアの活躍を期待しているとおっしゃっていましたよ。