終わりよければ・・・(放送終了)

9月17日~9月20日の「ラジオバイオグラフィー 5冊のアルバム」のゲストは、瞳みのるさん

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9月17日 (火) 「ザ・タイガース誕生」
京都生まれの瞳さん。数ある楽器の中からドラムを選び、ドラマーになったその理由は、子供時代にありました。サリーこと岸部一徳さん、タローこと森本太郎さん、トッポこと加橋かつみさんとの出会い。そして最後に加わったジュリーこと沢田研二さん、以上5人のメンバーで「ザ・ファニーズ」が結成されます。大阪のジャズ喫茶などで活動しますが、内田裕也さんの勧めで上京。「ザ・タイガース」誕生前夜までのお話です。

9月18日 (水) 「ザ・タイガース解散」
ザ・タイガースは瞬く間にスターダムにのし上がり、当時はもう何が何だかわからず時間が過ぎていったという瞳さん。トッポの失踪騒動、シローこと岸部シローさん加入を経て、ついにザ・タイガースは解散。武道館での解散ライブ、そして打ち上げが終わったその足で、瞳さんが向かった先は・・・?

9月19日 (木) 「瞳みのるさんと中国」
ザ・タイガース解散後、京都にいったん帰った瞳さん。高校に復学して、慶応義塾大学に進学。卒業後は慶応義塾高校の中国語の教師となります。約32年間の教師生活。この間瞳さんは中国と日本との架け橋となるべく、中国語そして中国文化の研究に力を入れていきます。まるで教室で面白い授業を受けているように、瞳先生が教えてくれる「中国と日本」のお話です。

9月20日 (金) 「44年ぶり、全員でザ・タイガース復活!」
メンバーと連絡を断ち、高校教師を続けていた瞳さんのもとへ、当時のマネージャーだった中井國二(なかい・くにじ)さんが訪ねてきます。そして、38年間全く連絡を取らなかったメンバーとの再会。その時の想いを話していただきました。ザ・タイガースは44年ぶりにオリジナルメンバーで復活し、今年の12月にツアーが実施されます。44年ぶりのザ・タイガースの「生音」。いったいどんなハーモニーになるのか、いまからワクワクします!


<瞳みのる>
1946年、京都生まれ。'67~71年まで、瞳みのるの名で、ザ・タイガースのドラマーとして活躍。グループ解散後、芸能界から完全引退。慶應大学文学部・中国文学科卒。慶應高校で教鞭をとる。同大大学院修士課程修了。北京大学へ2年間留学。中国文学への造詣が深く、京劇と歌舞伎のコラボレーションや歌曲の中国語訳など、活動は幅広い。