毎日洋楽通のゲストをお迎えして、「夏の終わりに間違いなく泣ける洋楽
リクエスト」をお送りしております。
3日目の今日は洋楽「噺家」の萩原健太さん。熟練の人情噺のように、
笑えて最後にホロッと泣けるラインナップでお送りしました。
今日は「泣ける洋楽が多すぎて、普段のコーナーも拡大版で泣ける洋楽を
やっちゃえ!」ということで、泣けて泣けて涙が止まらない曲の大特集。
・アイ・ウイッシュ・ザット・ウィ・ワー・マリード/ロニーとザ・ハイ・ライツ
ボーカルのロニーくんは当時12歳!「結婚できたらいいのに、なんで周りは
結婚させてくれないんだ」と、泣きながら歌っています。12歳で結婚できるわけないだろ!
・ステイン・アライヴ/ジョナサン&ダーリーン・エドワーズ
今回最大の問題ナンバー(?)。ジョー・スタッフォード(Vo)とポール・ウエストン(Key)の
達人ミュージシャン夫妻が、わざと下手な歌を出そうということで作ったアルバムの1曲。
この下手っぷりがとにかくツボにはまる!情けなくて、泣けてくる~
・アイ・ビリーヴ・イン・ラヴィング・ユー/キャロル・キング
キャロルが今年発売したダウンロードシングル。来日公演の際、初日で歌い過ぎて
2日目は声が出なくなってしまったキャロルが「君の友だち」を「会場のみんなで
歌って」と声をかけ、会場全体で合唱したという、なみだ、涙のエピソードが。
ここでリスナーリクエスト。
・メタル・グルー/T・レックス
来日公演を見に行った健太さん。1時間くらいで終わってしまってがっかり、と思ったら
ライブ中に地震があり、地震に慣れていないロンドン出身の彼らは「地が裂ける~!」と
ビビッて大騒ぎ、早終わりしてとっとと帰ってしまったそうな・・・という泣けるエピソード。
そして締めくくり、健太さんの泣ける洋楽は
・メイ・イーチ・デイ / アンディ・ウイリアムス
あなたのそれぞれの1日が愛に包まれたいい日でありますように、と願う曲。
歌詞はクサいのに、アンディのイノセントな歌声を聴くと、邪念を捨てて
それぞれの人生を慈しむ心が生まれるんですよ・・と、まるで人情噺の
大団円のようにきれいにまとめてくれた健太師匠でした。