『音楽マスターピース』では、音楽評論家の高橋健太郎さんに
出演していただきました。
音楽評論家で音楽プロデューサーでもいらっしゃいます高橋健太郎さんは、
一橋大学の在学中に「Player」などの音楽誌でライターとしてデビュー。
そして、大学をご卒業後の1982年、ジャマイカに旅行したのをきっかけに、
本格的に音楽評論を始められると、「ミュージックマガジン」ほかの音楽雑誌、
「朝日新聞」やマガジンハウス関連の一般紙などにもレギュラーで寄稿されて
います。また、1990年代以後はライターのほか、音楽プロデューサー、レコー
ディングエンジニアとしても活動されるようになり、2000年にはインディーズ
レーベル「MEMORY LAB」を設立、2004年には音楽配信サイト「ototoy」の
創設にも参加されました。そして、去年の10月、電子書籍版の本格的な音楽
雑誌「エリス」の編集長に就任され、現在も編集長としてご活躍されています。
今回は、そんな高橋健太郎さんに電子書籍版の音楽雑誌「ERIS」について、
そこで紹介している音楽と合わせて、お話し頂きました。
高橋さんによりますと、「ERISのコンセプトは"音楽は一生かけて楽しもう"。
通常の音楽雑誌が扱うような新譜情報やライブ情報などは載せず、執筆者の
方々が日ごろのライフワーク的な成果を一般の音楽雑誌では不可能な分量で
発表するなど、次代の音楽論、文化論のプラットフォームとなり得るような雑誌
を目指している。また、執筆陣が強力で、北中正和さん、ピーター・バラカンさん
ほか、個性豊かな音楽評論家が、それぞれの知見と感覚をベースに音楽や
音楽家を語っている。ちなみに、電子版は無料、紙で印刷されたものは有料と
なっており、購読の登録を行うとパスワードが送られ、スマートフォンやタブレット
端末、またはPCで読んでいただく形になっている」ということでした。
そんな電子書籍版の音楽雑誌「ERIS」で紹介されている音楽の中から、今回は
「カウント・ラシャ・アンド・ヒズ・カリプソニアンズ」の他、「アントニオ・ロウレイロ」、
「朝日美穂さん」の楽曲をご紹介頂きました。
※電子書籍版の音楽雑誌「ERIS」の詳細につきましては、コチラをご覧ください。
今日、ご紹介いただいた音楽は・・・
1.カリプソ・チャ・チャ / カウント・ラシャ・アンド・ヒズ・カリプソニアンズ
2.ルス・ダ・テラ=地上の光 / アントニオ・ロウレイロ
3.ひつじ雲 / 朝日美穂
以上の3曲でした。