終わりよければ・・・(放送終了)

8月12日~8月16日の「ラジオバイオグラフィー 5冊のアルバム」のゲストは、桂米丸さん

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8月12日(月)「子供の頃の米丸師匠」
生まれも育ちも横浜という桂米丸さん。
落語家の命でもある大きな声は、お父様譲り。落語に興味を持ったキッカケは、お父様のレコードの中に落語があったからだそうです。その魅力にハマった米丸師匠は、何回も聞きながら覚え、その後、同級生の前で一席演じた所、一躍、有名になり、まずます落語が好きになっていきました。

8月13日(火)「桂米丸・落語家になる為に...」
米丸師匠が旧制中学を卒業する頃、世の中は戦争真っ只中。勤労動員として働いている中でも落語を披露し、楽しませていたそうです。終戦後、本格的に落語家を目指す為、家族を説得しに奔走する事になります。
当時の状況を彷彿させる米丸師匠の話をお楽しみください。

8月14日(水)「桂米丸の原点」
落語の世界を目指す為に、桂米丸さんは師匠である古今亭今輔さんを尋ねます。
しかし、終戦後という事で、内弟子になることが出来ず、通い弟子として、落語の世界に歩みを進めます。
新しいスタイルの弟子を育てたかったという今輔さん。米丸さんにある提案を突きつけるのでした。

8月15日(木)「新作落語家・桂米丸」
新作落語の名人として知られる米丸師匠。ネタを作る時の目線や苦労などお聴きしました。
話を進めている最中、なんと贅沢にも話の1つをご披露(?)いただきました。
80歳を過ぎてもまだまだ創作落語を続けられる米丸師匠の世界観についてお話をお聴きしました。

8月16日(金)「米寿を迎えた米丸師匠」
今年の春に米寿を迎えられた桂米丸師匠。
芸の世界で長く、そして幅広く活動されている米丸師匠は、寄席の他に、これまでに数多くの番組やCMにご出演されてきました。
中でも、野村邦丸の少年時代に見ていた「長崎タンメン」のCMやあわや大惨事になるところだったという温泉地での撮影など、米丸師匠のこれまで、そして、これから先についてのお話をお聴きしました。

<桂米丸>
神奈川県横浜市出身。
昭和21年 古今亭今輔に入門。
昭和22年 古今亭今児(いまじ)を名乗り、二ツ目。
昭和24年 桂米丸を襲名。
昭和51年 協会の会長になる。
平成11年 会長職を勇退、顧問になる。
~受賞歴~
平成4年秋 紫綬褒章
平成10年4月 勲四等旭日小綬章受章