『くにまるジャパン探訪』では、邦丸さんと伊藤佳子アナウンサーが、
『王子』を訪れた模様をお送りしました。
今回訪れた「王子」の地名は、熊野神社にお参りする人たちの安全を祈り、
また休息のために整備されたいくつもの神社の総称である「九十九王子」
にちなんだものです。かつて、江戸にも熊野から神様を招いた神社が多く、
中でも最大のものが、この地に建てられた「王子神社」であり、そこから
「王子」の地名が生まれたと言われているそうです。
しばし電車に揺られ「王子」に到着した一行は、涼を求めて「名主の滝」を目指すことに。
すると、どこからか陽気な太鼓の音色が聞こえてきました。
音の方向へと向かっていくと、「王子神社」の境内で子どもたちが太鼓の練習を
していたので、しばらく子どもたちの叩く太鼓の音色を楽しませてもらいました。
その後、いよいよ最初の目的地である「名主の滝公園」へと到着。
鬱蒼とした樹林に取り囲まれている「名主の滝公園」には、鮮烈にほとばしる
「女滝」と「男滝」があり、たっぷりのマイナスイオンを浴びながら、涼を感じる
ことができます。
続いて、ジャパン探訪一行は、王子のもう一つの名所である「王子稲荷」へと移動。
毎年大晦日の夜、関東一円のキツネがこの地に集まってくるという、関八州稲荷の
棟梁である「王子稲荷神社」。今も十二月三十一日の夜には、キツネの装束に身を
固めた人々が街を練り歩く、「狐の行列」がにぎにぎしく執り行われています。
そんな「王子稲荷」での参拝を終え、坂道を下りてきた一行は、「石鍋商店」という
老舗のくず餅屋さんを発見!実に美味しそうな看板を見て我慢できなくなったため、
お邪魔することに。
しかし、"老舗のくず餅屋さん"であるにも関わらず、邦丸さんも伊藤アナもなぜか
「くず餅」は頼まず、「水ようかん」と「酒まんじゅう」を購入していました。
甘いモノでエネルギーを補給した一行は、続いて「王子」のもう一つの"水の名所"である
「音無親水公園」へ。「日本の都市公園百選」にも選ばれている"水遊びの名所"である
「音無親水公園」では、多くの親子連れが涼を求めて遊んでいました。
こうして非常に蒸し暑い中での「王子探訪」を終えた一行は、旅の仕上げに恒例の
"修行"を行いながら、思い思いに今回の旅を振り返っていました。
次回もお楽しみに!