『くにまるジャパン探訪』では、邦丸さんと伊藤佳子アナウンサーが、
大田区・南久が原にあります『昭和のくらし博物館』を訪れた模様を
お送りしました。
文化放送がある「浜松町」を出発して京浜東北線で蒲田まで行き、そこから
池上線に乗り換えて四つ目の駅が、最寄駅となる「久が原」。このあたりには
古代の遺跡が広がり、昔から人間の居住に適した土地だったようで、現在も
高級住宅街が広がっています。
そして、今回、一行が訪れた「昭和のくらし博物館」は、久が原駅から歩いて
7~8分ほどの住宅街にある、昭和26年に建てられたごく普通の庶民の家
(小泉家)を家財道具ごと保存した貴重な建物で、有形登録文化財にも指定
されています。
そんな「昭和のくらし博物館」に到着した一行は、スタッフの松田さんの案内で
家の中へとお邪魔することに。すると、そこには数々の懐かしい光景が!
最初は、もちろん玄関から見学スタート。狭いながらも機能的な玄関廻りには、
昭和の人たちの知恵や工夫を感じさせられました。
続いては、茶の間・台所・座敷を見学。夏仕様になっていた、わずか四畳半の
茶の間には、丸い形ではなく長四角の「ちゃぶ台」が置かれていました。
また、「木の冷蔵庫」や「蠅帳」「現役の柱時計」など、さまざまな懐かしい品を
見ることができます。
続いて、一行は急な階段を上がって二階へと移動。二階には「子ども部屋」
として使われていた四畳半の部屋があり、卓上ピアノや当時のお菓子など、
こちらにも懐かしい品々が展示されています。また、この部屋からの眺望や
風通しの良さなどが気に入った邦丸さんからは「居心地いい。ずっといたい」
なんていう声も聞こえてきました。
この後、小泉家の住宅が博物館として保存されることになった経緯を伺ったり、
建て増しした二階で開催中の「風呂敷展」で風呂敷の上手な包み方を習ったり
した後、最後に庭で柿の葉茶をいただき、今回の"昭和探訪"を終えました。
【昭和のくらし博物館】
開館時間:朝10時から夕方5時まで(毎週月曜日は休館)
入場料:大人500円 小学生~高校生などは300円
問い合わせ:03-3750-1808
※「昭和のくらし博物館」のホームページでも、今回の取材の様子を
ご紹介いただいておりますので、宜しければコチラをご覧下さい。
次回は、「王子周辺」を訪れる予定です。お楽しみに!