終わりよければ・・・(放送終了)

伊藤ゴローさんが登場!

『音楽マスターピース』では、1963年に録音されたボサノバの歴史的名盤

「ゲッツ/ジルベルト」の誕生50周年を記念した、日本発のトリビュート・

アルバムを先月リリースされました、プロデューサーで作曲家・編曲家、

日本を代表するボサノバ・ギタリストの伊藤ゴローさんに出演して頂きました。

 

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伊藤ゴローさんは、ソロ・プロジェクトのMOOSE HILL、布施尚美さんとの

ボサノバ・デュオ「naomi & goro」として活動するかたわら、映画やドラマ、

CM音楽も手がけ、国内外でのアルバムリリース、ライブを行われています。

 

commmonsよりリリースしたPenguin Cafe Orchestraの『tribute』『best』や

原田知世さんの最近の2作『music & me』『eyja』などをプロデュース。

2011年には、naomi & goro & 菊地成孔の名義で、坂本龍一さんのレーベル

「commmons」から『calendula』をリリースしヒットを記録。

 

また、青森県立美術館ではサウンドインスタレーション「TONE_POEM」を発表、 

方言を使った作曲のワークショプ、原田知世さんとの朗読会「on-doc.(オンドク)」

などを行っています。

 

そして、去年の4月には2年ぶりとなるソロアルバム『GLASHAUS』をリリース。

今年の3月には、スタイル・カウンシルのアルバム『CAFÉ BLEU』をフルカバー

したnaomi&goroの新作をリリースされています。

 

今回は、ジャズ・サックス奏者のスタン・ゲッツが、ブラジルのジョアン・ジルベルトと

アントニオ・カルロス・ジョビンと出会い、1963年に録音し「ボサノバ」というジャンルを

世界に知らしめた「記念碑的名盤」だったアルバム 『ゲッツ/ジルベルト』の誕生から

50周年を迎えたのを記念し、先月19日にリリースされた日本発トリビュート・アルバム

『ゲッツ/ジルベルト+50』についてお話しいただきました。

 

まず、元の歴史的名盤 『ゲッツ/ジルベルト』について伺ったところ、「アメリカのジャズ・

サックス奏者スタン・ゲッツが、ブラジルのボサノバ・アーティスト、ジョアン・ジルベルトと

アントニオ・カルロス・ジョビンを招いて1963年3月18日&19日に録音(発売は1964年)。

ビルボード誌のアルバム・チャートで2位に達する大ヒット作となった。当時、ジョアンの

妻だったアストラッド・ジルベルトのボーカルをフィーチャーした「イパネマの娘」がシングル

として全米5位にランクインし200万枚のセールスを記録。 同年度のグラミー賞では、

アルバムが主要2部門(アルバム・オブ・ ザ・イヤー、レコード・オブ・ザ・イヤー)を含む

4冠に輝き、世界中にボサノバブームを巻き起こした。発売から50年近くが経過した

現在も、ジャンルを越えて音楽リスナーから愛され続けるエバーグリーンな名盤である」

ということでした。

 

そんな『ゲッツ/ジルベルト』のトリビュート・アルバム『ゲッツ/ジルベルト+50』は、

単なるトリビュートに止まらず、錚々たるアーティストを集めた力作になっているそうです。

 ちなみに、ボーカルには土岐麻子さん、「naomi & goro」の布施尚美さん、細野晴臣さん、

坂本美雨さん、カヒミ・カリィさん、TOKUさん、原田知世さん、沖樹莉亜さんが参加。

テナー・サックスには菊地成孔さん、清水靖晃さん、そして、ピアノには山下洋輔さん、

坪口昌恭さん、坂本龍一さんが参加しており、その他の方も含めて総勢19名の豪華な

ミュージシャンが集まったそうです。

今回は、そんな『ゲッツ/ジルベルト+50』の中から、4曲をご紹介いただきました。

 

 

☆伊藤ゴローさん ライブ情報

 ●8月24日(土)に開催されます「SLOW Music Slow LIVE in 池上本門寺」に

  「naomi & goro」としてご出演されます。

  詳しくは、コチラをご覧下さい。

  

 ●9月21日(土)に開催されます「海のカフェフェス in 横浜」に、

  「naomi & goro & 菊地成孔」としてご出演されます。

  詳しくは、コチラをご覧下さい。

 

 

今日、ご紹介いただいた音楽は・・・

1.イパネマの娘 / 伊藤ゴローほか

2.プラ・マシュカール・メウ・コラソン / 細野晴臣ほか

3.ヴィヴォ・ソニャンド / 原田知世ほか

4.ソ・ダンソ・サンバ / TOKUほか

以上の4曲でした。