くにまるジャパンのブックコンシェルジュ、ジュンク堂池袋本店の田口久美子さんに
お越しいただき、2013年上半期の出版界を総括していただきました。
最近では、サッカー日本代表のW杯出場決定に関連して、サッカー関連の本、
例えば各サッカー雑誌の増刊号や、内田篤人選手の「僕は自分が見たことしか信じない」や
吉田麻也選手の「サムライDays 欧州Days 夢と、ブログと、サッカーと」等
売れているそうです。
また、富士山の世界遺産登録に関連して、富士山関連本も良く売れています。
中でも、「富士山うたごよみ(福音館書店)」(俵万智さんの短歌と、グラフィック
デザイナーのU・G・サトーさんの挿絵で構成された、富士山の絵本)、「富士山
構成資産ガイドブック(山梨日日新聞社)」、地図では「山と高原地図31 富士山(昭文社)」
等売れています。
そして、ジュンク堂池袋本店で売れた本の「上半期ランキング」
1位 「色彩を持たない多崎つくると彼の巡礼の年/村上春樹」
2位 「知の逆転/J・ダイアモンド」
3位 「統計学が最強の学問である/西内啓」
4位 「スタンフォードの自分を変える教室/ケリー・マクゴニカル」
5位 「海賊と呼ばれた男・上巻/百田尚樹」
6位 「聞く力/阿川佐和子」
7位 「海賊と呼ばれた男・下巻/百田尚樹」
8位 「伝え方が9割/佐々木圭一」
9位 「雑談力が上がる話し方/齋藤孝」
10位 「できる大人のモノの言い方大全/話題の達人倶楽部」
村上春樹さんはダントツ。その他はコミュニケーションについての本が多いのが特徴。