今日のゲストはイラン人研究者のあれず・ふぁくれじゃはに さんでした。
今月の14日に行われたイラン大統領選は、開票の結果、改革派の支援を受けた保守穏健派のロウハニ氏が有効投票の過半数を獲得し勝利しました。
イラン国民は2009年の前回選挙で、保守強硬派の支持を得て当選したアハマディネジャド大統領の路線に明確な「ノー」を突き付けた形となりました。
あれずさんも東京・南麻布にあるイラン大使館で投票を行かれ、選挙で変革を求める国民のひとりとして、大使館の方から「ありがとう」と言われたそうですよ。
2009年の選挙では不正が相次ぎ、体制に抗議する多くの人が逮捕・弾圧されましたが、今回の選挙は開票も正常に行われ、国民は大変明るい雰囲気になったそうです。
世界が注視する核開発疑惑やシリア情勢にも変化が訪れるかもしれないということでした。