『スポーツ情熱列島』では、ITWA(国際テニスライター協会)のメンバーで、
フリーライターの神仁司さんに出演して頂きました。
今回は、先日行われたテニスのグランドスラム=4大大会の一つ『全仏オープン』
についてお話しいただきました。
実際に現地で取材されてきた神仁司さんによりますと、今年の「全仏オープン」は
異常に寒い中での開催となったそうです。
そんな今年の「全仏オープン」には、男子の錦織圭・添田豪、女子の森田あゆみ・
クルム伊達公子・土居美咲という5人の日本人選手が参加しましたが、残念ながら
錦織選手以外はシングルスで勝利を掴むことができませんでした。
そんな中、唯一勝ち進んだ錦織選手の活躍は目覚しく、見事に日本男子としては
75年ぶりとなる「全仏ベスト16」進出を果たしてくれました。これには神仁司さんも
「よくやってくれたと拍手を送りたい」と賛辞を送っていらっしゃいました。
また、男女共に決勝戦まで観戦された神仁司さんによりますと、「スペイン対決と
なった男子の決勝(ナダル対フェレール)は、ナダルのワンサイドゲームだったが、
改めて今、レッドクレー(赤土のコート)でナダルを止められる選手はいないと感じ
させられた。 また、久々に第1シードと第2シードによる文字通り最高のカードと
なったセリーナ・ウィリアムス対マリア・シャラポワの女子の決勝は、セリーナの
パワープレーが際立っていた。今、彼女の時速190キロ台のサーブに太刀打ち
できる選手は、なかなかいない」ということでした。
なお、今月24日からはグランドスラム第3戦「ウィンブルドン」が開催されますので、
こちらにも注目です!
☆神仁司さん 著書情報
●『錦織圭 フィフティーン・ラブ』
●『STEP~森田あゆみ、トップへの階段~』