『くにまるジャパン探訪』では、邦丸さんと伊藤佳子アナウンサーが
「重機」に魅せられて専門の模型店を営んでいるというリスナーさんを
取材させていただくため、『神田』を訪れた模様をお送りしました。
今回、お邪魔したのは神田と秋葉原のちょうど中間、かつての「交通博物館」の
目と鼻の先にあるお店「KEN KRAFT」さん。
お店に到着し、早速店内へと入っていくと店主の高石賢一さんが登場。
まずは、世界中の色々な重機の模型を見せて頂くことに。
どの模型もスケールが大きく、実物の大きさなんて想像もつかない程でした。
そんな中、まず邦丸さんが大きな興味を示したのが「タワークレーン」の模型。
ちなみに、高石さんによりますと、日本のタワークレーンは世界的に見ると
特殊なモノらしく、海外には存在しないそうです。
重機の模型を一通り見終わると、今度は重機以外の模型が置いてあるゾーン
へと移動。すると、そこには自動車・電車・飛行機などの非常にレアな模型が!
ちなみに、このスペースは"お客さんには売らない趣味のコーナー"となっている
そうで、1967年に製造された「フィアット」の模型を始め、約70年前に作られた
鋳物の模型・わざわざロシアに発注して作ってもらったという「丸ノ内線」の模型・
今は存在しない「バリグ」というブラジルの航空会社が作った飛行機の模型などが
所狭しと展示されていました。
そして、貴重な模型の見学を終えた一行は、高石さんに「重機のお国柄」について
伺うことに。重機を見るためにドイツ・アメリカ・スウェーデンなど、これまでに多くの
国々を訪れてきたという高石さんによりますと、「それぞれの国ごとに"ものづくり"
の哲学は違う。中でもドイツの"ものづくり哲学"は凄く、とにかく強いモノが好き。
重機にも国民性がある」ということでした。
最後に、たまたまお店にいらっしゃった常連さんに重機の魅力などを伺った後、
一行は「KEN KRAFT」さんを後にしました。
その後、軽~く"修行"をした後、一行は家路に就きました。
【高石賢一さん情報】
●著書「重機の世界」が東京書籍より1995円(税込)にて発売中です。
●高石さんが全面協力した展覧会「多摩ニュータウン建設と重機-街をつくった
働くクルマ(入場無料)」がパルテノン多摩・歴史ミュージアムにて7月8日まで
開催中です。
次回は、横浜方面を訪れる予定です。お楽しみに!