終わりよければ・・・(放送終了)

『ボストンテロ事件 イスラム過激思想とは?』 ゲスト:あれず ふぁくれじゃはに さん

今日のゲストは、イラン人研究者の あれず・ふぁくれじゃはに さんでした。

 

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先月15日に起きた、アメリカ、ボストンマラソンでの爆破事件は、3人が死亡し200人以上が負傷しました。爆発物をしかけたとされる兄弟のうち、26歳の兄のタメルラン・ツァルナエフ容疑者は、警察との撃ち合いの末に死亡し、19歳の弟のジョハル被告は、その十数時間後に身柄拘束されました。

二人はキルギス出身のチェチェン人の移民で、一部の報道によりますと兄のタメルランはイスラム教を深く信仰していたといいます。

いったい、なぜ、アメリカで10年間暮していた兄弟が今回のような爆破事件を起こしたのでしょうか?その背景について、あれずさんと考えました。

 

あれずさんは、彼らは故郷を失い、アメリカ社会からも疎外されたことでアイデンティティーを失っていたのではないかということでした。モスリムの寺院に救いを求め過激な思想にはまっていった兄。そこには、世界を引き裂く悲しい思いもあるということでした。