力士の夢が横綱なら、行司にとっての憧れは最高位・立行司木村庄之助。
52年間の行司生活の後、大相撲の魅力を伝える相撲講座を展開している
第34代木村庄之助こと伊藤勝治さんにお越しいただきました。
昭和18年生まれの伊藤さん、両国中学在学中の13歳のときに
行司として初土俵を踏みました。その後着々と昇進され、平成18年に
第34代木村庄之助に。
差し違えの場合はすぐに辞表を出そうと、常に辞表を用意し土俵に臨んでいた
伊藤さん。いちばん印象に残っている一番は、一番の取組で4回も
取り直した時だそうです。
引退後は、相撲人気復活のため、様々な場所で講演を行っています。
被災地でも、皆さんの元気復活のため相撲が生かせないかと活動中です。